平時は家業や民間企業に就き、有事になると必要に応じて召集された予備役、後備役、退役などの軍人。1910(明治43)年11月に全国組織の帝国在郷(ざいごう)軍人会が発足。沖縄警備隊区司令部でも沖縄支部が結成され、町村には分会があった。会員の親睦や修養のほか、太平洋戦争時には軍国主義の宣伝や戦争協力を推進した。当初は陸軍だけだったが、14(大正3)年に海軍も合流し、最多で300万人規模の組織になった。

戦意高揚のため、在郷軍人会開催の米英撃滅大会に参加した石垣町分会=1942年1月、石垣国民学校の忠魂碑前

戦意高揚のため、在郷軍人会開催の米英撃滅大会に参加した石垣町分会=1942年1月、石垣国民学校の忠魂碑前