【東京】6月から始まるスーパークールビズに合わせて沖縄県の翁長雄志知事は25日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相らにかりゆしウエアを贈った。名護市辺野古への新基地建設断念を厳しく迫った4月の初面談とは打って変わって、時折笑い声も上がる和やかな雰囲気だった。 

翁長雄志知事(中央)とミス沖縄の町田彩美さんからかりゆしウエアを贈られ笑顔の安倍首相=25日午後、首相官邸

 安倍首相のほか菅義偉官房長官、山口俊一沖縄担当相や望月義夫環境相にも贈った。

 翁長知事は「沖縄観光のPRにもなっている。着けていただければありがたい」とあいさつ。安倍首相は6月2日のかりゆしウエア着用の閣議開催をアピール。「我々は頂いたが、他の閣僚は買って全員着るので」と笑いを誘い、ウエアの販売や県経済に寄与する考えを示した。

 知事によると、報道陣の退出後も基地問題の話題はなく「今日は笑顔でいっぱいだった」と恒例行事を強調。一方、記者から訪米への意欲を聞かれると「全力を挙げて新基地を造らさないと伝えたい」と話し、24日の新基地反対の国会包囲行動については「本土の理解と協力を得ていることに意を強くしている。大変多くの方々が集まっていただき心強い」と語った。