翁長雄志知事は27日から6月5日までの日程で、米ハワイ州とワシントンを訪れ、県政運営の柱とする米軍普天間飛行場の早期返還と、名護市辺野古の新基地建設反対などを訴える。訪米は就任後初めて。

 沖縄県知事の訪米は、2012年10月の仲井真弘多前知事以来2年7カ月ぶりとなる。

 ハワイでは、同州選出の上下両院の議員との会談を調整しているほか、日本時間の30日午前に沖縄県系3世のデービッド・イゲ州知事と初めて会談する。県系人との交流会もある。

 ワシントンでは国務省、国防総省の次官補、次官補代理クラスとの会談を希望しているほか、シンクタンクや大学の研究者との意見交換を予定している。

 イゲ氏は、先月ハワイを訪問した安慶田光男副知事に対し、辺野古移設に反対する翁長知事の立場に理解を示しながらも「日米両政府の問題で、直接解決できるものではない」と語っている。

 一方で、翁長知事との会談には前向きだったほか、議員との意見交換に協力する姿勢を示していた。