【浦添】浦添市議会(又吉正信議長)は25日、臨時議会を開き、松本哲治浦添市長に対する不信任決議案を賛成少数で否決した。提案した野党市議7人に共産を加えた9人が賛成、議長や公明、自民系を含む16人が反対し、そうぞう系2人が退席した。今回の否決で松本市長の続投が決まった。

不信任決議案について採決する市議ら=25日午前10時20分ごろ、浦添市議会

 不信任決議案は「那覇軍港の浦添移設受け入れに明確に反対」を掲げて当選した市長が受け入れを表明するなど公約違反を繰り返し、市民の間に政治不信を招いていると指摘していた。

 採決結果を受けて市長は「(軍港受け入れの)背景をしっかり説明して、これからの任期、市民と真摯(しんし)に向き合いなさいという意味だと思っている。謙虚に受け止めて一生懸命やっていきたい」と記者団に話した。

 市議会事務局によると、浦添市長に対して不信任決議案が提案されたのは浦添市制が施行された過去45年間で初めてとみられる。