戦時中、在郷軍人や未教育の兵役義務者に対し日時と場所、召集部隊名などを指定、兵として出頭させるための命令書。紙が赤かったため「赤紙」と呼ばれた。地域の役場には在郷軍人の氏名や住所、年齢のほか職業や健康状態などを調べた名簿があり、大本営から各地の軍司令部に動員がかかると、それらの名簿を基に人選された。赤紙の指示通りに出征しなければならず、拒否すれば逮捕・処罰の対象となった。