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  • 沖縄県薬剤師会が琉球大学に薬学部を創設するよう要請する
  • 琉大医学部の西普天間移転を見据え、創薬研究者養成につなげる
  • OISTや製薬会社とも連携。1学年70人地元枠15人も盛り込む

 沖縄県薬剤師会(神村武之会長)が、琉球大学(大城肇学長)に薬学部を創設するよう週明けにも要請することが28日、分かった。西普天間住宅地区跡地への琉大医学部と付属病院の移転計画を見据え、創薬研究者の養成につなげることを目指す。大城学長は、薬学部をはじめ獣医学部や醸造学科の新設について「可能かどうかも含め外部の識者に意見を聞きたい」と前向きな意向を示している。

 県薬剤師会は、日米が協力して新薬を開発する「沖縄メディカル・イノベーション・センター」(OMIC)が同地区跡地に検討されていることも視野に入れる。琉大への要請には(1)臨床薬学や創薬学教育での医学部との連携(2)沖縄科学技術大学院大学(OIST)や新薬開発の製薬会社との連携による研究者養成(3)定員は1学年60~70人程度で、地元枠10~15人の設定-を盛り込む方針だ。

 県薬剤師会は4月11日の理事会で薬学部創設に向けた方針を決定。同28日には県に同様の要請を済ませており、県幹部から協力する意向を取り付けている。