【山城博明通信員】伊江村では海外移住者の国へ若者らを派遣し、その土地の教育や文化に触れて国際性豊かな人材育成を図る世界のイージマンチュ派遣事業を実施している。今年の訪問団一行は団長の亀里敏郎村議、副団長の比嘉悟伊江小学校校長、村職員の玉城瑞喜さん、一般参加の大城香さん、山城農さん、内間琴乃さん、伊江中3年の玉城萌さん、知念蘭子さん、同2年の島袋敬さんの9人。8月8〜18日の日程でブラジル、ボリビア、アルゼンチンを訪問し、伊江村出身者らと交流した。

豊年祭で伊江村のエイサーを披露する訪問団のメンバー=オキナワ第1移住地

 ボリビアには11〜14日の日程で、到着した日の夜にオキナワ第2移住地で夕食懇談会を開いた。中学生の3人は懇談会に先立ってヌエバエスペランサ校の生徒たちと交流した。3人は「ブラジルでは日本語があまり通じなかったけど、ボリビア・オキナワ移住地ではみんなが普通にきれいな発音の日本語で会話しているので助かったし、不思議な感覚」と話した。

 翌日はオキナワ第1移住地にあるパスタ工場を視察、移民史料館で移住の歴史を学び、入植63周年慰霊祭に参列した。その後、行われた豊年祭では訪問団のメンバーが伊江島のエイサーを披露し、拍手喝采を浴びた。

 亀里団長は「今後、伊江村としても南米各地の伊江村人が住む地域の発展に、何らかの手助けなどができれば」と感想を述べた。