【南城】400キロ超とみられるクロカワカジキが28日、南城市の馬天港に水揚げされ、釣り上げた同市佐敷津波古の漁師・國吉昌光さん(58)を孫らが歓迎した。値段はマグロと比べて落ちるというが、妻の智子さん(58)らは「海からいただいた恵みは、何でもありがたい」と喜んだ。

体重400キロ超とみられるカジキと、水揚げした南城市の漁師・國吉昌光さん(右奥)ら=28日、同市の馬天港

 國吉さんによると、28日午前11時半ごろから2時間半かけ、久高島の南東約20キロ沖で釣り上げた。全長3・9メートルで、目玉は大人の拳ほどの大きさ。佐敷中城漁協には150キロまでの計りしかなく、正確な重さは不明だが、これまでの経験から400キロ超とみている。

 18歳ごろ漁師を始めた國吉さんは「この大きさのカジキは初めて。船に上げるのに疲れた」と話す。山入端孝雄組合長(57)は「國吉さんは技術も高く、仕事熱心。組合創設以来の大物ではないか」と笑顔だった。カジキは29日未明、那覇で競りに掛けられる予定。