沖縄労働局が29日に発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は0・80倍で、前月比0・01ポイント改善した。本土復帰以降の最高値を2カ月連続で更新した。初の0・8倍の大台を記録し、2009年4月以来73カ月ぶりに全国で単独最下位を脱出した。新規求人倍率(同)は1・31倍で、前月比0・10ポイント上昇した。

 県内新規求人数(原数値)は9180人で、前年同月比28・5%(2034人)増と、5カ月連続で増加した。主要産業別では卸・小売業が1380人で、前年同月比102・6%(699人)増と大幅に伸びた。

 労働局は「小売業や観光業の伸びが影響している。今後も観光業の伸びが予想され、雇用情勢の改善は進んでいく」と分析した。

 同日県統計課が発表した4月の完全失業率(原数値)は5・0%で、前年同月比より0・8ポイント改善した。