ウェブ開発のPix(那覇市、櫻井雄一社長)は、オリジン・コーポレーションと提携し、お笑い芸人が制作した番組を配信するサイトを立ち上げた。動画投稿サイトのユーチューブを通じた全国配信で県産お笑いを売り込む。12月までに月間500万回の再生回数を目指して収益につなげ、オリジンにも配分して事業活性化に生かす。

Pixとオリジンが提携して運営する「ワラしがみ」

 サイト名は「ワラしがみ」。オリジンのお笑い芸人が企画から編集まで一貫して制作に携わり、こだわりの番組を配信する。1日に1本ずつ番組を追加していく。23日から配信を始め、25日時点で2千回再生され、チャンネル登録は150件ある。

 番組を充実させ、再生回数を10月に100万回、11月には300万回と増やしていく計画。ユーチューブは、再生回数に応じた手数料を動画投稿者に支払っている。12月にはユーチューブの収入だけで運営できる500万回の再生を目指す。

 近年はSNSの普及が進み、ユーチューブは国民の6割が視聴しているとされる。一般人の投稿がほとんどを占めるが、人気のある投稿者は「ユーチューバー」として、ユーチューブからの収入のみで生計を立てている。

 番組制作に取り組むお笑いコンビ「リップサービス」の榎森耕助さんは「ネットだからこそできるバラエティー企画を用意している。多くの方に楽しんでほしい」と意気込みを語った。

 ワラしがみプロデューサーでPixの堤玄太郎氏は「質の高い沖縄のお笑いを知ってもらい、芸人の収入安定にもつなげたい」と話した。