琉球銀行(金城棟啓頭取)は、投資信託などの預かり資産販売で発生する書類を電子化して管理するシステム「Azukariアーカイブ」を開発し、18日から全営業店で稼働している。電子化でこれまで紙で管理していた書類90万枚が不要になるほか、作業の効率化にもつながる。預かり資産販売書類の電子管理は全国の地銀で初めて。

 預かり資産販売は、契約書や説明の折衝記録などの用紙を顧客一人ごとにファイルで管理していた。各営業店で金庫に保管しており、契約更新など必要なときに行員が金庫から運び出していた。

 Azukariアーカイブは、契約書などの文書を読み取って電子化。データを一括管理することで、ほかの営業店でもデータを引き出すことができる。

 システムの導入で事務作業量の2割削減を見込んでいる。営業統括部の川上康部長は「作業効率の向上で顧客との対話に時間を割き、きめ細かな提案につなげたい」と話した。