国指定重要無形民俗文化財「八月踊り(多良間の豊年祭り)」が27日午前、沖縄県多良間村仲筋の土原御願で始まった。午前10時の獅子舞を皮切りに、午後9時まで集落の住民総出で組踊や狂言、古典踊りなど多彩な演目を披露する。28日は村塩川のピトゥマタ御願で同様の演目があり、29日は仲筋と塩川の両集落で執り行われ、幕を閉じる。

勇壮で力あふれる棒踊りを披露する若者たち=27日、多良間村仲筋の土原御願

所々で立ち止まり、「ユイ」の掛け声を上げて豊年の喜びを表す「ヤマト踊り」を披露する女性=27日、多良間村仲筋の土原御願

五穀豊穣を願う「キネツキ踊り」を披露する女性たち=27日、多良間村仲筋の土原御願

子孫繁栄を祈願して踊りを楽しむ「福禄寿座踊」で、口上を述べる大見謝正勝さん(中央)=27日、多良間村仲筋の土原御願

舞台裏で三線を弾く地謡座の男性たち=27日、多良間村仲筋の土原御願

勇壮で力あふれる棒踊りを披露する若者たち=27日、多良間村仲筋の土原御願 所々で立ち止まり、「ユイ」の掛け声を上げて豊年の喜びを表す「ヤマト踊り」を披露する女性=27日、多良間村仲筋の土原御願 五穀豊穣を願う「キネツキ踊り」を披露する女性たち=27日、多良間村仲筋の土原御願 子孫繁栄を祈願して踊りを楽しむ「福禄寿座踊」で、口上を述べる大見謝正勝さん(中央)=27日、多良間村仲筋の土原御願 舞台裏で三線を弾く地謡座の男性たち=27日、多良間村仲筋の土原御願

 八月踊りは旧暦8月8日から3日間行われる多良間島最大の伝統行事。始まった時期は定かではないが、琉球王府に穀物税や反布税を完納した祝いと、翌年の豊作を祈願して始まったとされている。

 会場にはこの日のために故郷へ戻った島出身者や観光客ら多くの人が詰め掛け、多良間伝統の舞に見入っていた。村仲筋出身で宜野湾市に住む祖堅優奈さん(24)は「中学生のころは3年間女踊りで出演していた。昔と変わらず懐かしい」と楽しんでいた。