放課後の療育施設や美容サロンなどを展開するティーアールピージャパン(沖縄県糸満市、山田達也代表)は、外国人観光客向けのキッズシッター(子守)サービスを始めている。沖縄滞在中にホテルの客室で預かったり、子ども向け施設で遊ばせたりするほか、家族に同行して世話を手伝う。ハワイでは一般的だが、外国人観光客専用のサービスは全国的にも珍しいという。

外国人観光客向けのキッズシッターサービスを始めたティーアールピージャパンの山田達也代表(手前右)とスタッフら(同社提供)

 1日から始めたサービスのスタッフは、保育士や幼稚園教諭などの資格者を含め約15人。英語、中国語、韓国語に対応する。5年後には100人へ増やし、年間400件の利用を目指す。預かる子どもは1~12歳。サービス中の病気やけが、ホテルや外出先で物を壊した場合、誰かにけがをさせた場合を想定し、最大1億円の損害補償保険を完備する。利用は3時間以上から受け付け、料金は1人1時間当たり4千円(税込み)。

 県内では、子どもを預かってほしいとの依頼を断っているダイビングショップや、子連れの入店を認めていないレストラン&バー、施設内のキッズルームで外国人を受け入れていないリゾートホテルがあるという。山田代表は「子どもを置いて旅行へ行かざるを得ない現状がある。子どもも親もいい思い出を作れる旅を応援したい」と話している。

 同社は、県内のマリンアクティビティー事業所2カ所と業務提携済み。沖縄ツーリスト、糸満市のサザンビーチホテル&リゾートとも手続きを進めている。