翁長雄志沖縄県知事は28日の県議会(新里米吉議長)9月定例会の代表質問で、昨年制定された10月30日の「世界のウチナーンチュの日」について、制定1周年を祝う祭典、移民の苦労や功績を描く舞台公演などのイベントが開かれることを紹介し、「ウチナーネットワークの継承、発展が強化される」と期待した。

「世界のウチナーンチュの日」制定を宣言する翁長雄志知事(左)ら=2016年10月30日、沖縄セルラースタジアム那覇

 奄美や沖縄地域の世界自然遺産登録で、国際自然保護連合(IUCN)が10月11~20日に現地を調査することには「円滑に、適切な審査が行われるよう、関係団体や国、鹿児島県などと連携、協力しながら本地域の世界自然遺産登録を目指す」との考えを示した。

 名護市辺野古の新基地建設を巡る工事差し止め訴訟で、県から岩礁破砕許可を得る義務が国にあることの確認を求める訴えを追加したことに、謝花喜一郎知事公室長は「差し止め訴訟の提起後、公法上の義務の確認請求を認容した新たな判決の内容が明らかになった」と説明。

 確認請求を追加することで「漁業権の存否など本質的な争点について審議される可能性を高めることができると考えている」と狙いを明かした。いずれも親川敬氏(おきなわ)への答弁。