【ワシントン1日=福元大輔】訪米中の翁長雄志知事に連帯の意思を示そうと、県系人ら3人が1日から3日間の日程で、ホワイトハウス前で抗議行動を展開している。米軍普天間飛行場の早期返還と、名護市辺野古の新基地建設反対を訴え、県民大会で使用した「辺野古新基地NO」のプラカードを掲げている。

「辺野古新基地NO」のプラカードを掲げる観光客ら=1日、ワシントン

 名護市出身でニューヨークに住む写真家、比嘉良治さん(77)と、今帰仁村出身でニュージャージー州に住むノリコ・ヘラーさん、新潟県出身で稲嶺進名護市長の通訳を務めるレイチェル・クラークさんの3人。

 「日本の小さな島にたくさんの米軍基地が押し込められている」「海兵隊の新基地は必要ない」などと観光客らに呼び掛けた。

 比嘉さんは故郷の美しい海が埋められていくのが許せず、バスで4時間かけて参加。「人権、自然、民主主義という言葉は世界の共通語。沖縄で起きている問題は世界の人たちの共感を呼ぶ」と語った。

 自転車で通りかかったバーモント州のポール・セイザーさんは米国施政権下で日本本土から沖縄本島に多くの海兵隊基地が移された状況などを説明され、「知らないことばかりだ。ほとんどの人は日常の生活に追われ、目も耳も閉じている。無関心が一番怖い」と興味を示していた。