キャンピングカー製造のトイファクトリーインターナショナル(TFI、うるま市・藤井昭文社長)とケニア赤十字社(モハンマド・ザイード会長)は2日、TFI社が製造する医療回診車の実証事業で連携する覚書を締結、沖縄県庁に浦崎唯昭副知事を訪ねて報告した。浦崎副知事は「ケニア国民が広く活用し、喜んでいただければ」と述べた。

ケニアでの実証事業が始まる医療回診車の内装(TFI社提供)

浦崎唯昭副知事(右から2人目)を訪ねた藤井昭文社長(右端)とモハンマド・ザイード会長(左端)=2日、県庁

ケニアでの実証事業が始まる医療回診車の内装(TFI社提供)
浦崎唯昭副知事(右から2人目)を訪ねた藤井昭文社長(右端)とモハンマド・ザイード会長(左端)=2日、県庁

 医療回診車は、医療施設のない地域などで回診のために使う車両。車内には診察ベッドや点滴掛けなどのほか、ソーラーパネルや空気清浄機も設置されている。

 実証事業は2年間で事業費はTFI社が負担。ケニア赤十字社の医師や看護師が、ケニアの首都ナイロビや郊外などを中心に回診車で巡回する。

 藤井社長は「無医地区での予防医療の推進で役に立ちたい」、ザイード会長は「このような事業がアフリカ全体に広がれば」と話した。

 TFI社の医療回診車は6月中に県立宮古病院が導入する。