【東京】時代性やジャーナリスティックな感覚に優れた放送番組・CMを表彰する第52回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の贈賞式が2日、都内のウェスティンホテル東京であった。テレビ部門の最優秀作品に当たる大賞に琉球朝日放送(QAB)のドキュメンタリー番組「裂かれる海~辺野古 動き出した基地建設」が選ばれた。

ギャラクシー賞テレビ部門の大賞に選ばれ壇上でインタビューに答えるQABの(前列左2人目から)棚原大悟さん、島袋夏子さん、新垣康之さん=2日、東京・ウェスティンホテル東京

 受賞したQAB報道制作部の棚原大悟さん(36)は「沖縄と本土の溝が深まる中、県外でも放送されて辺野古の現状を知ってもらいたい」と話した。

 テレビ部門では民放キー局、NHKなど全国の放送局から332本がノミネート。戦後70年の節目で戦争や平和、戦後史をテーマにした力作がそろった。QABの作品は「地元目線に徹した取材姿勢は、テレビジャーナリズムにとって一筋の光」と高く評価された。

 取材記者の島袋夏子さん(41)は夏にも本格化する工事に懸念しながら「沖縄や辺野古で頑張っている人たちの応援と受け止めたい」と冷静に話した。

 ラジオ部門ではRBCiラジオが2月に放送した「MUSIC SHOWER Plus+ いちゃりば結スペシャル」が優秀賞を受賞。CM部門でも琉球放送の「歩くーぽん」が推奨となった。