本部町の瀬底島周辺海域で5月31日夜から6月1日にかけ、サンゴの大産卵が見られた。海面に浮いた卵が、海の色をピンクに染めていた。

海面に浮いたサンゴの卵の集積体=1日、瀬底島南東部の海岸(波利井佐紀さん提供)

 サンゴの産卵は年に1回、満月前後の夜に一斉に産卵することで知られている。

 産卵を確認した琉球大学熱帯生物圏研究センターの波利井佐紀准教授は「サンゴの卵の集積体(スリック)。浮いた卵は浮遊幼生になって、海底に定着し、新たなサンゴに成長する」と説明。「タイミング良く、この光景に出合えた」と喜んでいた。