米兵の飲酒運転絡みの逮捕者が相次いでいることで、沖縄県基地対策課は池田竹州基地防災統括監が2日連続で米軍などに再発防止を求めた。特に2日は「飲酒制限が緩和され、米軍人には責任ある行動が求められる中、遺憾。再発防止策に重大な疑問を持たざるを得ない」と厳しい言葉で教育の徹底を求めた。

 同課は「毎週末のように発生し、今回はけがも負わせた。毎回、教育はしているだろうが危機意識が弱いのか」と米軍の対応を疑問視した。

 県警交通指導課によると飲酒運転で逮捕された米軍構成員は今年に入って16件となり、昨年同時期より倍増している。在日米軍は昨年12月、午前0~5時を除く基地外での飲酒を認めたが、それ以降、飲酒運転絡み以外にも住居侵入や傷害などの逮捕者が相次いでいた。

 沖縄弁護士会の新垣勉弁護士は「米兵は飲酒に対する罪の認識が甘い」と指摘する。綱紀粛正しても米兵の意識を変えることは難しく、飲酒絡みの事故をなくすことはできないと強調し、「再び夜間の外出禁止令を出すことを検討するべきだ」とした。