【伊平屋】1945年の沖縄戦で伊平屋島に米軍が上陸した3日、伊平屋村前泊の「いへやの塔」で戦没者慰霊祭があった。遺族会のメンバーを含め約100人が参列。70年前に島を襲った戦火を二度と繰り返さないよう、誓いを新たにした。

「いへやの塔」の前で手を合わせる人たち=3日、伊平屋村前泊

 参列者は、正午の村内放送に合わせて黙祷(もくとう)。塔に刻まれた家族の名前を見つめながら、焼香を上げた。

 遺族会代表の我喜屋善一さんは「深い傷、遺族の悲しみは永久に消えることはない。戦争を知らない若い世代に継承したい」とあいさつした。

 伊平屋中3年の上地夏姫さん(14)は「戦争は悲しみ、苦しみを生む。平和のための戦争なんてどこにもない」と平和へのメッセージを読み上げた。

 沖縄戦では、米軍が上陸した村前泊を中心に艦砲射撃を受け、47人の村民が犠牲になった。