【石垣】さまざまなキノコが姿を現す梅雨時期、石垣市の於茂登岳周辺では光るキノコ「アミヒカリタケ」が幻想的な光を暗い森にともしている。

発光するアミヒカリタケ=石垣市、於茂登岳付近(F4、ISO・Hi1.25秒露光、新崎哲史撮影)

光を当てると真っ白なアミヒカリタケ

発光するアミヒカリタケ=石垣市、於茂登岳付近(F4、ISO・Hi1.25秒露光、新崎哲史撮影) 光を当てると真っ白なアミヒカリタケ

 光るキノコは国内12種の報告があり、沖縄県内では9種が確認されている。アミヒカリタケは光を当てると真っ白だが、暗闇の中では、傘の下の柄の部分が黄緑色の光を放つ。

 5月30日、夕闇の訪れと共に、森の中は数百匹のヤエヤマボタルが点滅。足元に目を向けると朽ちた木をライトアップするかのようにアミヒカリタケが並んでいた。

 光るキノコは紀元前から記録されているが、光る仕組みや理由はよく分かっていない。キノコを研究する琉球大学熱帯生物圏研究センターの寺嶋芳江教授は「世界中の研究者が光る酵素の特定を目指しているが難しい。神秘的でまだまだ謎が多い」と指摘している。