旧暦8月15日の十五夜に冊封使をもてなした琉球王朝時代の行事を再現した「中秋の宴」が30日、那覇市の首里城公園で始まった。正殿の前に設けられた舞台で、人間国宝や県立芸術大学の学生らが華やかな古典芸能を披露した。1日まで。

組踊立方の人間国宝・宮城能鳳さん(左)と、組踊音楽歌三線の人間国宝・西江喜春さん(右)が共演した「天川」=日、那覇市首里金城町・首里城公園

 琉球舞踊「天川(あまかー)」では、組踊立方の人間国宝・宮城能鳳さんと組踊音楽歌三線の人間国宝・西江喜春さんが共演。みやびやかな歌声と踊りで魅了した。宜野湾市から夫婦で訪れた宮城茂雄さん(69)は「人間国宝はたたずまいも美しい。いい夜になった」と感動した様子だった。

 1日も古典芸能の舞台があるほか、首里城祭などに出演する国王と王妃の公開選出大会が開かれる。午後6時半から同9時5分。