恩納村名嘉真のいんぶビーチ隣接地でリゾートホテル開発を計画しているユーズリゾート沖縄(宇野康秀社長)が国内大手不動産の三井不動産を含む開発事業者に事業を譲渡する方向で最終調整していることが4日、分かった。ユーズリゾート社は世界的な高級ブランドのホテル建設計画を進めていたが、2008年秋のリーマンショック後の景気悪化の影響で資金繰りが悪化、中断していた。

三井不動産などが再開発するいんぶビーチ=15年5月29日、恩納村名嘉真

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 新ホテルは、東京オリンピック開催や那覇空港の第2滑走路が完成する2020年までに開業する見通し。ホテルブランドには、米ハワイの代表的な高級リゾートホテル「ハレクラニ」などの名前が挙がり、国内外の富裕層をターゲットにした開発とみられる。

 ユーズリゾート社は3日、ホテル開発事業を譲渡する計画を恩納村に伝えた。

 ユーズリゾート社は4月16日付、会社分割で同名の新会社を設立。新会社の株を三井不動産などが買い取り、ホテル開発事業を引き継ぐ。旧会社は負債整理に当たるとみられる。(久高愛)