大同火災海上保険は4日、10月から自動車保険料を平均で約10%引き上げると発表した。自動車事故が増加傾向にあるほか、修理単価の上昇で同社の保険金支払いが増えているため。国内大手3社も県内の自動車保険料を10月に改定する予定で、引き上げ幅は同程度になる見通し。

 大同火災海上保険の1件当たりの保険料は年間で約3万6700円となっており、引き上げ額は平均3700円になる。東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険の大手3社も引き上げる見込み。

 県内は、人口増加を背景に自動車の保有台数が増え、交通事故件数も増加傾向にある。自動車でもコンピューターの活用が進み、修理費単価も上昇し、保険各社が顧客に支払う保険金総額は年間100億円台で高止まりが続いている。

 保険会社が加入している損害保険料率算出機構が、保険料の算定基準となる沖縄の参考純率を上昇させたため、各社とも引き上げに踏み切った。一方、全国は交通事故の減少が続いており、同機構は参考純率を平均0・7%上昇にとどめた。沖縄の参考純率は非公表としている。

 10月以降に更新される契約が対象。同社は7月から契約更新を迎える顧客ごとに文書を郵送して知らせる。