9秒でまるわかり!

  • 翁長知事が辺野古新基地反対を訴える訪米を終え、那覇に到着した
  • 米議員や政府関係者との面会を「結論的にいい形にならなかった」
  • 米国で現状を訴え、世界に報道された意義を強調。今後に期待した

 翁長雄志知事は5日、名護市辺野古の新基地建設に反対する民意や沖縄の現状を訴える訪米日程を終え、午後9時すぎ、那覇空港へ到着した。空港で出迎えた市民や県議、職員ら約100人に対し「必ずワシントンDCに気持ちは伝わったと信じている。これからが新たな第一歩になる」と述べ、訪米を機に世の中の関心や理解をさらに深める考えを示した。

訪米活動の成果を支持者らに伝える翁長雄志知事=5日午後9時52分、那覇空港

 翁長知事は訪問したハワイとワシントンDCで米議会議員や米政府関係者との面会を振り返り「国と国との関係なので『分かりました』とはいかない。結論的にはいい形にはならなかったが、これだけ話をしたのは大変大きな結果だ」と述べ、沖縄の民意や状況を多くの場で伝えられたことに意義があったと総括した。

 新基地を造らせないという方針を訴えた要請行動が、現地を含め多く報道されたことについては「世界中のニュースで毎日流れ、その意味は大きなものがあった」と国内外に発信される影響力を評価した。

 昨年12月の知事就任以降、閣僚らとの面会や東京での記者会見を通じて世論に訴えてきたことで理解が深まったとの実感を踏まえ、今回の訪米で「必ず私たちの気持ちは伝わると思う」と支持の広がりを期待した。