沖縄侵攻の総指揮を執った米海軍太平洋艦隊司令長官兼太平洋方面総司令官、ニミッツ元帥が出した沖縄占領統治の基本法令。米国海軍軍政府布告第1号から第10号を通称ニミッツ布告と呼ぶ。1945年3月26日、慶良間諸島に上陸した米軍は布告第1号「権限の停止」を公布し、住民に日本による行政権と司法権の停止を通告。本島上陸後の同年4月5日には、読谷村比謝に軍政府を設立し、南西諸島の本土からの分離を宣言した。軍政府は戦中、避難民の収容や食料配布、収容所の管理・運営などを担った。布告は66年9月に廃止された。

米第10軍歩兵部隊に占領された座間味村役場で、米軍政府布告を見入る住民=1945年