鳩山由紀夫元首相が理事長を務める東アジア共同体研究所は7日、県内の高校生、大学生を対象に「元総理と語る会」を宜野湾市内で開いた。鳩山氏は「沖縄の可能性は無限大。沖縄を軍事の要石ではなく、平和の要石にする役割を担ってほしい」とエールを送った。

鳩山由紀夫元首相(中央右)の講演を熱心に聞く県内の高校生、大学生たち=宜野湾市・カルチャーリゾートフェストーネ

 参加者は鳩山氏に、政治家を志したきっかけや東アジア共同体構想のイメージ、首相時代の教訓などを熱心に質問した。

 鳩山氏は講演で「首相時代に『抑止力のため辺野古に戻らざるを得ない』と言い、沖縄の人たちを大変傷つけてしまった」と話し、「軍事力の強化は相手の緊張を高め、軍拡競争を招いてしまい、本当の抑止力にはならない。日本、中国、韓国が話し合いで解決できる優しい関係をつくることに力を尽くさないといけない。それが一番の抑止力だと思う」と訴えかけた。