【沖縄】ネパール大地震の被災者支援に取り組む認定NPO法人アジアチャイルドサポート(ACS、沖縄市登川、池間哲郎代表理事)の玉木馨専務理事らが5月下旬、支援のニーズ把握のため現地入り。同国中部のパタリケット村など支援先の状況を視察した。

不公平がないようにと集まった児童一人一人に支援物資を手渡すアジアチャイルドサポート(ACS)スタッフら。中央は玉木馨専務理事=5月22日、ネパール・マハンカール小学校(ACS提供)

 一行はバンコク経由で20日に首都カトマンズに到着した。ごく小さな余震でも大声で叫んで建物から飛び出してくる人たちの姿に、4月25日の大地震発生以後現在まで続く余震で「被災地の人の心が不安定になっているのを実感した」と玉木専務は話す。

 建物の9割が倒壊・部分倒壊したパタリケット村では人々は同法人が送った防水シートに自分の家のがれきを組み合わせたテントを造り野営していたという。また同法人が給食支援してきたマハンカール小学校では、地震のショックでぼーっとする子どもたちがおり、心のケアの意味でサッカーボールや縄跳びなど集団遊びの用具を現地調達して贈った。

 今後の方針について、玉木専務は「最もニーズが強いのは住宅再建に向けた支援だったが、これはネパール政府の動向も見る必要がありすぐに対応は難しい」と判断。当面は寄せられた寄付金を現地に送り、現地スタッフや地元協力組織らがメンタルケアも含め被災者の必要に応じた物資を現地調達する形で支援を継続する方針を示した。

 同法人は引き続き支援のための資金を募っている。振り込み方法などの問い合わせはフリーダイヤル(0120)441583。同法人のホームページ(http://www.okinawa-acs.jp/)では振込先の案内のほか、クレジットカードによる寄付もできる。