小型無人機「ドローン」を使った無差別殺傷事件を想定した訓練(主催・那覇署、同消防本部、沖縄県立博物館・美術館)が8日、那覇市の同館であった。ドローンを使った沖縄訓練は県内で初めて。警察官や消防隊員、博物館関係者約30人が参加し、無差別殺傷事件発生を受けての対応を確認した。

訓練で小型無人機「ドローン」に付けられている危険物の回収を試みる機動隊員=8日、那覇市県立博物館・美術館

 訓練では、危険な薬品が入ったペットボトルを搭載したドローンが館外に落ちたことを想定。防護服に身を包んだ機動隊員4人がゆっくりと危険物に近づき、安全を確認した上で、ペットボトルを回収した。

 また、ドローンを操作した不審者が博物館に侵入し、刃物で来客を傷つけた場面も設定。駆け付けた警察官が不審者を取り押さえ、救急隊員は負傷者の救護に追われた。

 那覇署地域課の真栄平剛第二課長は「無差別殺傷はいつ発生するのか分からない。ドローンを使った高度な事件も発生しており、今後も訓練をやっていきたい」と話した。