【糸満】夏鳥のサンコウチョウが、糸満市内の雑木林で営巣している。巣立ち間近のヒナ4羽が8日、くちばしを広げてエサをねだり、親鳥がクモやガなどをせっせと運んでいた。

ヒナにエサを運ぶサンコウチョウの雄=8日、糸満市内(下地広也撮影)

 サンコウチョウは5月ごろ、東南アジアなどから県内各地に飛来し、繁殖する。くちばしと目の周りがコバルトブルーで、雄は体長の3倍ほどある長い尾羽を持つ。鳴き声が「ツキ、ヒ、ホシ、ホイホイホイ」と独特で、月・日・星と聞こえることから三光鳥と名前が付けられたという。

 県鳥獣保護員の橋本幸三さん(64)は「昨年は、多くの巣が台風の被害に遭った。ことしは天候に恵まれているため、多くのヒナが巣立つことを願っている」と話した。