日本年金機構の個人情報流出が発覚してから1週間がたった9日、沖縄県内の年金事務所には相談が殺到した。「情報が悪用されたら怖い」「年金が操作されないか」と、流出の有無を確認する人が列をつくった。

個人情報流出の有無を照会する人が列をつくった=9日、那覇市壺川の那覇年金事務所

 同機構の九州・沖縄ブロックによると、9日に県内から寄せられた問い合わせは870件で、問題が表面化した1日から9日までの間で最も多かった。そのうち、情報流出が確認されたのは97件だった。9日までの総計は問い合わせが2660件、流出が判明したのは293件で、約1割が漏れている。

 那覇年金事務所は、閉所する午後5時15分まで相談者が途切れなかった。那覇市の男性(79)は「年金が操作されたら大変」と慌てて確認に訪れた。担当者から「流出していない」と告げられ、ホッとした表情を浮かべた。