沖縄戦で亡くなったすべての人の名前を刻む「平和の礎」(糸満市摩文仁)に10日、新たに87人を追加した刻銘板が設置された。戦後70年たつ現在も、身内が生きた証しを残したいと願う遺族は後を絶たない。刻銘者の総数は24万1336人となった。

沖縄戦戦没者の新たな名前が刻まれた石板を設置する職員=糸満市摩文仁・県平和祈念公園

 追加刻銘の内訳は県出身者33人と県外54人の計87人。ことしは海外からの申告はなかった。追加刻銘の作業に立ち合った県平和援護・男女参画課の平田いずみ班長は「平和の礎に込められた平和を希求する『沖縄のこころ』を広く内外に発信できるよう努めたい」と話した。