【石垣】手作りいかだで川を下る宮良小学校の恒例行事が7日、宮良川で開かれた。小学6年生21人と保護者らが4艇に乗り込み、マングローブが生い茂る川下りを体験した。

手作りのいかだとかいで川を下る宮良小の子どもたち=石垣市、宮良橋付近

 午前8時に上流からスタートし、マングローブの生き物を観察しながら途中の洞窟では内部を探索。午前10時すぎ、河口にある宮良橋でPTAや地域の人の出迎えを受け、子どもたちはへとへとの顔で声援に応えていた。

 到着地の浜では全校生徒と幼稚園、保育園児らが出迎え。6年生がゴールを喜んで川に飛び込んでいる様子を笑顔で見守っていた。

 田中晨良くんは「すごい疲れた。洞窟にコウモリがたくさんいて、かわいかった。頑張ってゴールして川に飛び込んだのが一番楽しかった」と達成感いっぱいに語った。

 36年前の第1回川下りを経験した前PTA会長の玉津健一さん(47)は「当時のいかだは芭蕉(ばしょう)を切って作った。到着時は体半分が水に浸かってた」と振り返り、「大人のこぎ方を観察して、子ども同士で研究した。川下りの経験は大人になっても会話で弾む」と伝統行事の意義を強調していた。(奥沢秀一通信員)