スパイ養成機関の陸軍中野学校出身者で、太平洋戦争のさなか、伊平屋島、伊是名島、久米島、多良間島、粟国島、黒島、波照間島、西表島、与那国島の9離島に11人が配置された。県知事から辞令を受け、学校の教員など社会的地位の高い人物になりすまし、住民生活に入り込んだ。住民の動向を監視し、ゲリラ活動を行う協力者を秘密裏に掘り起こすことなどが任務で、現地の女性と結婚し、子どもをもうけた者も。波照間島に配置された工作員は偽名を使って青年学校に赴任。住民を西表島に強制退去させて戦争マラリアに追いやり、多数の犠牲を出した。