戦前の師範学校や中学校など県内12校、14~19歳の男子生徒でつくる学徒隊の総称。米軍の沖縄上陸に備え1944年12月、第32軍(沖縄守備軍)司令部は県当局と協議し、県下の全中等学校生徒の動員を決定、翌年3月に組織された。学校別の部隊に入隊し、陸軍2等兵として戦場へ。上級生は日本軍の物資運搬や築城、対戦車用急造爆雷による体当たり攻撃などを担う「鉄血勤皇隊」、下級生は電話線の修理や電報配達などの「通信隊」となった。ひめゆり平和祈念資料館編『沖縄戦の全学徒隊』によると、1399人が動員され、792人が戦死した。

沖縄戦で捕虜になった鉄血勤皇隊の少年たち=1945年6月

沖縄戦で捕虜になった鉄血勤皇隊の少年たち=1945年6月