【糸満】3月に東京で催された「うちなーMUSICフェスタ2015」実行委員長で沖縄国際大4年の糸数央(ひろむ)さん(22)、委員で同4年の平良朋広さん(21)、仲里将貴さん(21)が11日、糸満市の県平和祈念資料館(國仲功館長)を訪ね、イベント開催時に参加者から集めた千羽鶴を寄贈した。

千羽鶴を手渡す(右から)実行委の糸数央さん、平良朋広さん、仲里将貴さんと資料館の真栄平房佳さん=11日、糸満市・県平和祈念資料館

 昨年1年間、東京の桜美林大学に「国内留学」した糸数さんらは、戦後70年の一環として東京の学生らに平和を訴えようと同フェスタを企画。当日はD-51や琉球國祭り太鼓などのゲストを招き、500人余の観客を集めた。

 会場では折り紙を準備。来場者に平和への思いや夢を書き込んで鶴を折ってもらった。糸数さんは「県外の同世代の若者に、沖縄は青い海と空だけではないことを知らせたかった」と話す。平良さんは「沖縄を全く知らない人に、基地などの実態を伝えることができた」と手応えを感じている。

 千羽鶴の寄贈は慰霊の日の時期に合わせた。仲里さんは「イベントは自分たちにとっても沖縄と向き合うきっかけになった。平和に感謝したい」と話した。