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  • 「あの先生嫌い」とツイートした高校生が停学5日の処分を受けた
  • 高校「情報モラルの理解不十分。ネットの利用方法を学ばせる」
  • 生徒側「処分は重すぎる。決める前に話し合いしてほしかった」

 本島中部の県立高校の生徒が、ツイッターの書き込みが原因で停学5日を言い渡されたことが12日分かった。書き込みには教諭が特定できるような表現が含まれ、「あの先生嫌い」などと記していた。学校側は「生徒を個別に指導したが、情報モラルの理解が不十分だったため、今後のことも考えて決めた」と説明する。一方、生徒とその保護者側は「個人が特定できるような書き込みは悪かった」としつつ、「好き嫌いを書いただけで処分は重すぎる」と反発している。

 関係者によると、同校の教員十数人が先月、飲食店で懇親会をしていたところ、別の高校に通うアルバイト店員が「大きい拍手したり最悪」など教員らを揶揄(やゆ)するようなコメントをツイッターに投稿。これを見た生徒が「(特定の部活の名前)の顧問?」「あの先生嫌い」などと投稿した。

 アルバイト店員は投稿の事実を認め、通学する高校に謝罪した上で、指導を受けたという。

 生徒が通学する学校では、5月下旬に関係者の連絡で気付いた。今月初旬に生徒を呼び事実関係を確認した上で、公開の場で個人攻撃しないよう注意した。生徒が「嫌いな人を嫌いと書いただけ」などと一部反論したため、12日に保護者と会い、生徒を停学とする方針を伝えたが、物別れに終わった。

 学校側は停学について、あくまで生徒を別室登校させ、日誌指導やネットの利用方法を学ぶためと説明。今回は、全体の職員会議の場で今回の方針を決定した。生徒指導の方針は各学校で異なるという。

 取材に対し、保護者は「処分は一方的。決める前に話し合いをしてほしかった」と話す。学校側は今後、保護者と本人の理解を求めるよう努力する方針だという。