終戦直後の復興期の沖縄画家に焦点を当てた戦後70年特別企画展「ニシムイ-太陽のキャンバス」(主催・沖縄県立博物館・美術館)が13日、那覇市おもろまちの同美術館コレクションギャラリーで始まった。山元恵一さんや名渡山愛順さん、安谷屋正義さんらニシムイを拠点に制作した画家10人らの作品135点を展示している。

ニシムイ展で夫の故山元恵一さんの作品を鑑賞する文子さん(右)=13日、那覇市の県立博物館・美術館コレクションギャラリー

 来年3月13日までで、同館が2007年に開館して以来、9カ月に及ぶ企画展は最長。開会式で安里進館長は「沖縄は人権を蹂躙(じゅうりん)された米軍支配下から出発した。画家たちが戦後何を考え、何を目指したのか紹介したい」とあいさつした。

 初日は画家の家族らが大勢駆け付け、旧交を温めながら鑑賞した。画家の山元文子さん(93)=那覇市=は夫恵一さんの作品群に「懐かしい」と目を細めた。

 14日午後1時50分から同館講堂で「ニシムイ建設とその背景」と題したシンポジウムがある。入場料は一般310円、高校・大学生210円、県内小中学生は無料。問い合わせは同館、電話098(941)8200。