ベトナム戦争など豊富な取材経験を持つ報道写真家・石川文洋さん=那覇市出身=の作品を集めた「ベトナム戦争と沖縄の基地」が16日から、那覇市久茂地のタイムスビル2階タイムスギャラリーで始まる。

自身が撮影した写真の前で時代背景などを語る石川文洋さん=15日午後、那覇市久茂地・タイムスギャラリー

 ベトナム戦争での取材から50年を経たことから開催する。銃を手に農民を追い回す米兵や恐怖に震える親子など、戦場を多角的に写した174点を展示。嘉手納基地を離陸する爆撃機や、名護市辺野古沖の新基地建設に対する反対運動など、沖縄の基地にレンズを向けたものもある。

 石川さんは「戦争は民間人が犠牲になる。ベトナム戦争の写真を見れば、ほかの戦争も想像できる」と話している。

 28日まで、入場無料。開場は午前10時~午後6時。16日午後2時から石川さんのギャラリートークがあり、23日午後6時半にはタイムスホールで講演会を開く。問い合わせは沖縄タイムス写真部、電話098(860)3556。