【東京】防衛省は名護市辺野古への新基地建設に向けて実施している海底ボーリング調査が期限の6月末までに終わる見通しが立たないとして履行期限を再度延長する方針を固めた。同省が「夏ごろ」としている本格的な埋め立て工事の着工も9月以降にずれ込む可能性がある。

移設に向けた作業が続く名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部

 防衛省によると調査地点の24カ所中、現在陸上部の5カ所、浅瀬の7カ所、深場の4カ所は調査が終了しているが、8カ所は未了。うち4カ所は着手もできていない。

 同省関係者によると、台風の影響のほか水深が深い地点での調査に手間取り、計画通りに進んでいないという。

 ボーリング調査は2014年8月に着手。当初は同年11月末に終わらせる予定だったが台風や知事選への影響を避けるために15年3月31日に延長。その後、さらに6月末まで延長しており、今回の延長措置は3度目になる。