三菱地所(東京都)は11日、2019年3月開業予定の下地島空港旅客ターミナル(沖縄県宮古島市)施設工事の安全祈願祭を開いた。同社の谷澤淳一代表執行役専務のほか、日建設計、国場組の代表らがくわ入れし、安全を祈願した。台北や香港、ソウル、上海といったアジア圏からの国際線と、成田空港や関西国際空港、中部国際空港からの格安航空会社(LCC)を中心とした国内線の就航を計画しており、開業初年度に5万5千人の利用を目指している。

下地島空港旅客ターミナル施設の完成イメージ図(三菱地所提供)

下地島空港(空撮)

12日からの操縦士訓練のため下地島空港に到着したバニラ・エアの機材

下地島空港旅客ターミナル施設の完成イメージ図(三菱地所提供)

三菱地所が下地島空港に整備する旅客ターミナルの外観イメージ図

下地島空港旅客ターミナル施設の完成イメージ図(三菱地所提供) 下地島空港(空撮) 12日からの操縦士訓練のため下地島空港に到着したバニラ・エアの機材 下地島空港旅客ターミナル施設の完成イメージ図(三菱地所提供) 三菱地所が下地島空港に整備する旅客ターミナルの外観イメージ図

 宮古空港とのすみ分けを重視して路線を開拓。各路線1日1便から始め、将来的に国際線は1日4便にまで増やす。富裕層を対象にしたプライベートジェット機の受け入れも予定しており、谷澤専務は「東京五輪やパラリンピックが控えており、需要の高まりが想定される。十分対応していきたい」と意欲を示した。

 旅客ターミナルは、敷地面積3万1580平方メートルに整備予定で、施設面積は1万3840平方メートル。パイロット訓練飛行場としての機能も維持する。

 谷澤専務は「既存空港と連携して島全体の発展に寄与していきたい」と抱負。長濱政治副市長は、21年度の開庁を目指す市役所の総合庁舎と下地島空港を結ぶバス路線の運行を検討する考えを示し「下地島空港を起点に活性化につなげたい」と話した。