【平安名純代・米国特約記者】米海軍安全センターは11日、東村高江で同日午後5時20分頃に米海兵隊の大型輸送ヘリCH53が炎上大破した事故について、「飛行中にエンジンから出火、緊急着陸。負傷者なし」と記載し、被害額について最も重大な事故(クラスA)に分類した。

牧草地で炎上し、大破した大型輸送ヘリCH53E=12日午前、東村高江(小型無人機から)

 在沖海兵隊は同日夜に発表した声明で、「第1海兵航空団のCH53E大型輸送ヘリが通常訓練中、機内で火災が発生し、北部訓練場外に緊急着陸した」と発表していたが、エンジンから出火していた事実については言及していなかった。

 海軍安全センターは、海兵隊からの報告に基づいて事故の概要や被害額をまとめている。

 クラスAの事故は、死者が出た場合や機体の被害額などが200万ドル(約2億3500万円)相当の場合に適用される。

 米軍ヘリの中で、CH53ヘリは兵員55人を輸送できる能力を持っており、輸送能力は最大級と言われている。CH53Eは、2004年8月に沖縄国際大学に墜落したCH53Dの後継機。同機種をめぐっては、1999年4月にも国頭村沖で墜落し、乗員4人が死亡している。