国の文化審議会(宮田亮平会長)は19日、今帰仁村の「今鬼神(なきじん)ノカナヒヤフ(テンチジアマチジ)・こはおの御嶽(クバの御嶽)」と南城市の「久高コハウ森(むい)=久高のフボー御嶽」の2件を国の名勝に、「久高島の海岸植物群落」を国の天然記念物に、それぞれ新指定するよう下村博文文部科学相に答申した。近く官報に告示され正式指定される。

 そのほか、すでに史跡に指定されている今帰仁村の「今帰仁城跡附(なきじんじょうあとつけたり)シイナ城跡(じょうあと)」と、名勝に指定されている石垣市の「川平湾・於茂登岳」についても、それぞれ範囲を広げて追加指定するよう答申された。

 さらに、石垣市の御神崎(うがんざき)を登録記念物(名勝地関係)に新登録することが盛り込まれた。現状変更に厳しい規制がかかる指定制度と違い、登録記念物は自治体の助言などを通じた緩やかな保護を基本とする。

 これで県内にある名勝(特別名勝含む)は15件に、天然記念物(特別天然記念物含む)は52件に、登録記念物は2件になる。