琉球エアーコミューター(那覇市、伊礼恭社長)は19日の定時株主総会で2015年3月期決算を承認した。売上高に当たる営業収入は前期比6・9%増の42億2381万円と過去最高を更新、初めて40億円を超えた。営業費用は6・2%増の41億374万円、経常利益は44・8%増の1億1005万円で増収増益だった。当期純利益は27%増の5991万円。旅客数は44万2852人で、40万人を突破した前年度からさらに約1割伸ばした。

琉球エアーコミューター機

 営業収入はJAL・JTAグループの販売ネットワークを活用した誘客や県の離島住民を対象にした交通コスト負担軽減事業の継続で需要が高まったほか、前年度を上回るチャーター便の運航で旅客数と営業収入が向上した。

 貨物輸送量は4・8%増の2・3トンで郵便輸送量も24・3%増の176トンだった。営業費用は下期以降、燃油費単価が下落したが、現在保有する5機の機材の経年化に伴う整備費が増加した。

 2016年3月期は旅客数45万人を見込む。伊礼社長は「久米島や石垣、宮古線が好調に増えており、次年度も期待できる。旅客収入増と費用削減に努め、さらなる利益向上につなげたい」と意気込んだ。