千葉県鎌ケ谷市で2013年、捜査対象の男性(53)にけがをさせたとして、特別公務員暴行陵虐致傷罪で付審判決定を受けた新潟県警警部補の佐藤文彦被告(38)は13日、千葉地裁での初公判で「暴行は加えていません」と無罪を主張した。

 検察官役の指定弁護士は冒頭陳述で「被告は内偵捜査の発覚を恐れ、現場から逃げようとして相手に傷害を負わせた」と指摘した。

 付審判の決定によると、佐藤被告は13年12月、ヤミ金融絡みの内偵捜査で男性宅周辺を撮影する職務中、不審者として問い詰めた男性に服をつかまれた状態で、体を反転させるなどして男性を転倒させ右のすね骨折のけがを負わせた。(共同通信)