【山城博明通信員】ボリビア・ベニ県リベラルタ市にあるリベラルタ日本ボリビア文化協会(創立時の名称=リベラルタ日本人会)の創立100周年記念式典が5月31日、同協会ホールで行われた。サンタクルスからボリビア沖縄県人会の知念良信会長をはじめ、オキナワ移住地から20人が参加した。

式典であいさつするワルテル・メンデス・タテイシ会長=ベニ県リベラルタ市

 式典でワルテル・メンデス・タテイシ(立石)リベラルタ日本ボリビア文化協会会長は、100周年を契機に協会が意義深い組織になれるようにリベラルタ在住の日系人の一致団結を呼び掛けた。椿秀洋在ボリビア日本大使は「日本人の血を引く皆さんは先人と同じ精神を持っていることを確信している」と述べ、協会の発展を祈願した。

 また、昨年ベニ県は大水害に見舞われ被害を受けた。ボリビア沖縄県人会、オキナワ日本ボリビア協会、サンタクルス市沖縄県人会、コロニア沖縄農牧総合協同組合の4団体は共同で被害を受けたリベラルタ市近辺の日系人に支援物資を送った。

 式典で被害を受けた日系人を代表してフアン・オタさんが「サンタクルスの沖縄県系人から迅速な援助を受け非常に助けられました」と感謝の言葉を述べた。

 リベラルタ市は100年前、天然ゴム樹液採取でにぎわい脚光を浴びた市。ペルーへ移民した多くの人々がボリビア東部の密林でのゴム樹液採取に従事するために移動してきてリベラルタに多くの日本人、沖縄県人が住んでいた。1915年2月15日、リベラルタ日本人会を設立している。