2015年度沖縄タイムス伝統芸能選考会「三線の部」最高賞の選考が21日で終了し、選考結果が発表された。応募者は122人で121人が受験、入賞者は24人だった。

 【選考評=桃原廣政選考委員】「十七八節」は、昨年を除いてここ数年、続けて課題曲になっている。難曲ではあるが同時に緊張感もあってか、最後まで弾き通せない人が多かったのは残念である。前奏の「クバンチ(小弾)」が極端に小さかったり、「掛音」が「打音」になったり、低音部分が聞こえにくいなどの点が散見された。「本花風節」は、拍子や節廻(まわ)しの難しい曲であるが、テンポの速い人が多かった。ある先輩から「右手が節を運ぶ」と聞いたことがある。声楽譜に沿って左右の手がうまく節をリードできるよう稽古を積んでほしい。

 入賞者は次の通り。(敬称略、受験順)

 ▽神里操也(55)=八重瀬町▽運天邦子(52)=宜野湾市▽宮城裕樹(42)=豊見城市▽嘉陽宗興(35)=沖縄市▽比嘉啓和(25)=浦添市▽杉田千秋(54)=イギリス・ロンドン▽長嶺竹美(62)=那覇市▽後小橋川紗智(38)=石垣市▽西村愛(46)=名護市▽新里ミエ子(60)=北中城村▽石新一幸(74)=浦添市▽比嘉輝(24)=宜野湾市▽與那嶺照吉(62)=南風原町▽城間廣(70)=那覇市▽砂川幸伸(36)=沖縄市▽知念孝昌(61)=八重瀬町▽矢野智子(48)=福岡県久留米市▽玉城知世(22)=今帰仁村▽仲村みな子(44)=名護市▽川崎聡(52)=那覇市▽垣迫憲介(48)=石垣市▽福島真佐子(37)=名古屋市▽佐渡弘康(39)=熊本県阿蘇市▽古河和美(46)=千葉県鎌ケ谷市