【那覇】「慰霊の日」を前に、天妃小学校の6年生95人が17日、太平洋戦争中に米潜水艦による学童疎開船「対馬丸」の撃沈事件で犠牲となった子どもたちの慰霊碑「小桜の塔」を清掃した。

 撃沈で天妃国民学校生の兄2人を失った対馬丸記念館副理事長の渡口眞常さん(64)は「暑い中そうじに来てくれて感謝します。学校でけんかをせず楽しむことが平和につながります」とあいさつした。

 続いて平和集会を開き、全員で「命の歌」を合唱後、千羽鶴を奉納した。3人が平和のメッセージを読み上げ、信山あゆかさんは「小さなけんかが大きくなって戦争になります。いじめをなくし、話し合いを大切にしたいです」、高嶺一稀君は「おばあちゃんのお母さんは戦争で亡くなった。2度と起こしてはいけません」、上原彩心さんは「平和でなければ、学校へ行き、家族とご飯を食べることができません。そんなことになってはいけません」と朗読した。