新基地建設への抗議が続く名護市のキャンプ・シュワブゲート前を22日、国内外のメディア関係者が相次いで訪れた。慰霊の日を前に沖縄戦の取材で来県した人が多く、チェコのテレビ記者も姿を見せるなど、注目の高さをうかがわせた。

抗議行動を続ける女性たちに取材する大谷昭宏さん(左)=名護市、キャンプ・シュワブゲート前

 ジャーナリストの大谷昭宏さん(69)は、午前7時に市民が円状に座り込んで工事車両の進入を止める抗議行動から取材。「新基地は造れないと確信した。仮に建設されれば、日本の民主主義は終わる」と話した。

 英紙ザ・タイムズ東京支局長のリチャード・ロイド・パリーさんは、市民の抗議船に乗り取材。「美しい海を埋め立て戦闘機が飛び回るのは悲しいが、国外、本土の人は、状況に関心がない。継続して示威行動するしかない」と話した。

 チェコテレビのニュース専門チャンネルでアジア局長を務めるバルボラ・サマロバさん(40)は「基地問題の賛否に言及する立場にないが、彼ら(抗議する市民)が行動するのは、ごく自然だと感じる」と話した。

 写真家の石川文洋さん(77)は1月に続き、ゲート前と海上を取材した。