9秒でまるわかり!

  • 衆院選目前の沖縄。台風21号接近の可能性で選管、事務所ともやきもき
  • 投票箱を船で運ぶ竹富町では、海上保安庁への協力要請も視野に
  • 当日の投票率低下を見越し「期日前対策を」と呼び掛ける選挙事務所も

 沖縄県内各地の選挙管理委員会は、16日に発生した台風21号が接近した場合の衆院選(22日投開票)への影響を懸念し、対応にやきもきしている。各候補者の事務所でも台風の動きを注視。「期日前投票の徹底」を呼び掛けている。

選挙(資料写真)

 県選挙管理委員会の担当者は「まだ台風の動きがどうなるか分からない。現在、接近した場合の対応を検討中」とした上で、各市町村選管に対し、台風が接近した場合は「ポスター掲示場の補強」などを説明しているという。

 21日に繰り上げ投票がある竹富町は、8投票所への投票箱の運送を船便で行う。町選管では、20日に予定していた各島々の投票管理者への投票箱受け渡しを前倒しすることで検討中だ。22日には投票箱を回収する必要があるが、波照間島などは海上のしけによる欠航も考えられることから、海上保安庁などに協力を求めることも視野に入れている。

 担当者は「今の進路なら投票日までは大丈夫な気もするが何とも言えない。ちゃんと回収できるかが一番心配だ」と説明。「県選管とも調整した上で早急に対応したい。とにかく無事に終わってくれればいいが」と心配した。

 投開票日まで1週間を切る中、ある選挙事務所のスタッフは「自然のことなのでできるのは天気予報を気にするくらい。ただ、当日に投票率が下がり期日前の数字が勝負になるかもしれない」と強調。「関係者には『台風対策の前に期日前対策の徹底を』と呼び掛けている」と話した。